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知ってトクする建売住宅基礎知識
建売住宅建築物の構造
木造住宅
木造住宅は日本の気候風土の条件に適応すべく、歴史的経験を経た伝統の住宅で、高温多湿の日本の風土には最も適した住宅といえます。
゛木造"という字のイメージから、「火災」と「耐久性」が心配ですが、最近の木造住宅は、内外装材に難燃性の材料を使用し、工法も改良されていることから、耐火性能は著しく向上しています。
耐久性(耐用年数)についても鉄骨系、コンクリ−ト系の住宅のほうが一見、有利にみえますが、コンクリートの劣化現象や表面の亀裂、あるいは鉄筋の腐食がしばしば見受けられ、これらが半永久的かといえば、必ずしもそうはいえなくなっています。
木造住宅であっても、年数に応じたメンテナンスを施せば、40年から50年の耐用年数は十分可能といっていいでしょう。
戸建住宅では木造住宅が圧倒的に多く、平成5年の総理府調査によると、住宅を新築または購入する場合に木造住宅を希望する人は約82%にものぼり、その約72%が在来工法を希望しているのです。
在来工法(軸組工法)
木造住宅の大部分が伝統的な在来工法です。
木材を使用した柱、梁、土台などの軸組(骨組み)による構造的な工法であることから軸組工法ともいわれ、使われる木材は一般的にヒノキ、スギ、マツ類、ベイツガ、ベイマツ、ヒバのほか集成材などがあります。
どのような木材を使うかは、経済性、強度、耐久性などから使用する個所と条件に合う適材を選ぶことが必要です。
「2×4」(ツーバイフォー)工法(枠組壁工法)
米国、カナダで一般的に普及している木構造の住宅で、日本でも昭和49年から採用されるようになりました。
2×4工法は、在来工法のように柱と梁の軸(線)ではなく、壁と床の面
(パネル化)で家屋全体を構成していくもので、主に2インチ×4インチ(呼称寸法)の断面を持つ木材を使用することから一般にこう呼ばれています。
この工法は、使用する部材の種類が少なく、単純であることなどから標準化され、工場による量産化ができることや、経済性、工期の短縮などの面で有利といえます。
木造軸組工法の魅力
●日本の気候・風土に熟成された先進技術
日本と気候・風土の異なる海外の技術や、画一的な工場生産のものは制約が多く、長所が発揮しきれません。
木造軸組工法は他工法の先輩格。地震・台風・高温多湿・雪という日本の厳しい条件の中で、長い時間をかけて完成された本物志向にふさわしい優れた工法が、再評価されているのです。
●自由設計で柔軟な対応性
木造軸組工法の魅力は、自由な設計ができること。和風・洋風・和洋折衷と、思いのままのプランが立てられます。
あらゆるライフスタイルに応じられるだけでなく、変形や狭い敷地にも柔軟に対応し、有効な土地活用が可能です。
●将来の増改築も容易
木造軸組工法は、暮らしの変化に合わせて修繕、増改築を自由に施せます。経済的なうえ、家族の文化を末永く伝承できる家といえるでしょう。
●柱と梁の柔軟な構造力
「科学された工法」として他工法にはないさまざまなメリットを持つ木造軸組工法。
その秘密は、柱と梁によるフレキシビリティーに富んだ構造にあります。
゛柔よく剛を制する"の言葉のように、木は大きな加圧に耐えられると同時に、自由性に富み、耐久性に優れ、地震や台風に強い、まさに゛安心と安全"の住まいを造り上げるのです。






